# 経理の実務経験がないITエンジニアが日商簿記3級に挑む
# なぜ簿記を勉強しようと思ったのか?
理由は3つです。
- 仕事で在庫管理のソフトウェアを開発しているが、在庫管理は会計に結びつくものだと気づいたから。
- 職場の先輩に勧められたから。
- 社会人になってからLPIC Level1やウェブデザイン技能検定1級を受験しているが、どれも惨敗。悔しいのでまた資格取得に挑戦したかったから。
- LPIC Level1はもういいです。前の会社の指定で受験していただけなので、これに対する熱意はありません。
- ウェブデザイン技能検定1級は引き続き目指しています。しかし年に1度しか受験機会がなく、今年もまた取れなかったら残念なので他の資格にも試そうと思いました。
# 勉強をはじめる
2月23日に試験があるので、逆算して1か月以上前から勉強をはじめる必要があると思い、1月3日からはじめました。
年末年始の休みが終わって仕事が始まりますが、当分の間は毎日30分以上勉強しました。
特殊な勉強法は何もなく、この2冊の参考書を解き進めました。
合格テキスト 日商簿記3級 Ver.10.0 (よくわかる簿記シリーズ) (opens new window)
- 簿記を知らない私でも基礎がわかる一冊です。
- 念のため2周しました。
合格するための過去問題集 日商簿記3級 '20年2月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ) (opens new window)
- 日商簿記3級は出題形式がおおよそ決まっているので、過去問題集で慣れるようにしました。
- 1周だけして、その後は間違った問題をまた解きました。
TAC出版さんが出している参考書はとても分かりやすかったです。(出版社の回し者ではありません)
# 良かったこと
- 最初の20日間くらいは毎日勉強して、知識を定着させたこと。
- プログラミングと同じで、最初は短期集中型で攻めるのが一番良さそうですね。
- インターネットの記事や動画を読まなかったこと。
- 私は高校生のときから資格取得に向き合っているのですが、「2週間で〇〇に受かる方法」をあてにしたことがありません。最短ルートで資格を取ろうと考えないからです。
# 悪かったこと
- セルフブラック状態。
- 弊社はホワイト企業ですが、勉強はほとんど業務後にやったのですこし大変でした。
- 勉強を始めて20日くらい経ったあと、やる気の消失が始まり、1週間くらいは「ポカーン」としていました。
- 1月25日あたりだったと思います。2月に入ってから「さすがにやんないとまずい」となって勉強を再開しました。
# 受験結果
無事合格することができました!
久しぶりに、ちゃんと勉強したなぁという実感があります。
次の目標はもちろん2級です。工業簿記のほうが在庫管理に関連が深いような気がしているので、引き続き目指していきます。